墓石の永久使用料と墓石の若者離れとの関係

首都圏でみた場合、東京とそれ以外のエリアでは格差が顕著です。

墓離れと崩壊の危機につい見通しについてもお話ししておきましょう。

■地価の影響がそのまま永代使用料に反映。

たとえば東京23区の永代使用料(土地代)は160~200万円で、神奈川では40万円~60万円、埼玉では30万円~50万円とのデータが公表されています。

土地代(地価)に絡む東京と首都圏との格差がクッキリと浮かび上がった格好になっています。

墓石工事費(彫刻・施工代、墓石の値段含む)については100万円~300万円とされており、こちらは地域性ではなく、石材そのものがもっている需要と供給、希少性がそのままの数字になっています。

どこで購入しても大差はありません。

■若い世代へのバトンタッチが今後の課題。

墓の需要が減少し寺の存続さえ危ぶまれている中で、今後は寺のサービスの打ち出しが若い世代にどう支持されていくかが、盛衰の明暗、カギを握っています。

人生の船出である結婚式でさえナシ婚が加速する今日、寺院はどうすれば檀家をつなぎ止め、若い世代にバトンタッチしていけるのでしょうか。

あえて今後の問題点をあげるとしたらそこに大きなポイントがあります。

お墓も引っ越すことは可能ですが、生前と同じくお墓の引っ越しにも費用がかかります。

《参考サイト》・・・http://president.jp/articles/-/23063

■果たして永代使用料や墓石の値段の高さと寺離れは、寺側の新サービスで食い止められるのか。

少し心配ではあります。

墓石代が高い、永代使用料が高い、若い世代は墓に意義を見出せなくなっているのは確かです。

寺側が少々のサービスを展開しても、それで若い世代が振り向くかは疑問です。

どうすべきなのか、知恵が試される時代でもあります。